- 生涯学習はお金の無駄遣い?!
- やっても意味がないの???
- 趣味を持つこと自体、認知症予防になる
- 興味があるならやらなきゃ損。
- 新しいことに挑戦して脳を鍛えよう
年齢を重ねてからの学習は無駄
「若いときに勉強してない人が年を取ってから勉強を始めても手遅れ、ただの暇つぶし。本気で勉強して専門家になろうとするなら30代前半あたりが最後だろう。生涯学習は無意味。」
「若いときに本気で勉強してない人が年を取ってから公開講座とか行っても何にもなりません。趣味的にやるのはご自由ですが、そんなことに税金を使うべきではないと一貫して主張しています。」
「若いときに運動してない人は、年をとってからの体力低下が著しく、回復はもはや手遅れ。勉強と運動は若いときの蓄えが問われる点で共通。」
島根大学の教授がこれらの発言をしたとして、少し前にネットで話題になっていました。
筆者は、まとめサイトでこの発言について読んだだけなので、発言の真偽のほどはわからないですが・・・。
しかし気になる。年を取ってから学習したりスポーツをはじめることは、果たして本当に無意味なのでしょうか?
すごい専門家になるのはハードルが高いかもしれませんが、今や知らない人はいないであろう、この「生涯学習」という単語。
生涯学習をすること自体は無駄ではないはずだと思います。
後で少し触れますが、高齢になってからアスリートになったという人たちもいます。
その記事も、また別で書いていますので、リンクを載せておきます。
ぜひ、読んでみて下さい。
頭は使わないとサビる。身体は使わないと鈍る。
最近、携帯やパソコンで文字を入力するけど書かなくなった。
新聞を読む、本を読む。漢字は読める。
でも、自分で書こうとしたら漢字が書けなくなっていた・・・・なんて経験のある人は多いのではないでしょうか?
あるいは、受験勉強であんなに勉強したのに、今は連立方程式のやり方なんか全くわからない。
以前出来ていたことでも、一旦やらなくなってしまったら、多くの人は多かれ少なかれ出来なくなってしまうものです。
学生時代に教わった英語や簡単な計算であったり、漢字などを大人になってから勉強することでも、脳の活性化につながります。
また、国語の時間にあった「音読」は、認知症の予防に大きな効果を発揮すると期待されています。
独学でもよし、サークルに参加したり教室に行って習うもよし、ぜひチャレンジしてみて下さい!
もちろん、若い人にもおすすめです。
また、運動機能に関しても同じことが言えると思います。
筆者の身近にも、若い頃から毎日のように散歩をしている人がいますが、その人は70歳の今でも、風邪などにも強く、体力もあります。
確かに、島根大の教授の言う通り、絶えず適度な運動をしている人は、運動機能の衰えもゆるやかになるでしょう。
その逆に、普段から何もしていない人が、若い頃と同じ感覚で、「このくらい出来る!」「このくらいの重さなら持てる!」と思っていたのにまったく歯が立たなかった・・・なんてことも。
しかし、散歩程度ならいくつからでも始められます。
無理なく少しずつ身体を動かしてみてはどうでしょう?
出来なくなることが増えると、多くの人は自信を喪失するでしょう。
逆に出来ることが増えたら、自分に自信がつくはずです。
そうすることで、心身ともに健康になると思います。
新しいことを始めてみよう
何か、新しい趣味や学習を始めたいと思っている人は、ぜひ始めてみましょう。
年齢を重ねても、新しいことに挑戦して、小さな壁にぶつかると、解決しようと脳がプチパニックを起こしてフル回転します。
それが認知症予防につながると期待されるのです。
年配の人だけでなく、若い人にとっても良い脳トレになるはずです。脳の老化もゆっくりになるのではないでしょうか。
また、趣味や習い事がスポーツであったり楽器や手芸でも脳は活性化されるでしょう。
以前、「プロのミュージシャンが楽器を演奏することは認知症の予防効果がない」という話しを聞いたことがあります。
演奏技術が身体に染みついているから、何も考えなくても演奏できるというのが理由でした。(上記の、忘れないために漢字を書き続けると良いという話しと相反するようですが)
ですので、楽器であれば、いつも同じ曲を演奏し続けるのではなく、違う曲にチャレンジしてみる。同じように、料理であれば、普段は作らないような料理を作ると、より良いかも知れませんね。
高齢になってからアスリートになった
実年齢より数十歳も若いと言われている「スーパー高齢者」と呼ばれる人たちがいるのをご存知ですか?
実年齢よりも身体の機能が数十歳若いとも言われている高齢者のことです。
以前、当サイトにて、「スーパー高齢者アスリート」について記事を書いているので、ぜひ読んでみられてください。
因みに、記事にて紹介したスーパー高齢者は、高齢になってからスポーツを始めたそう。
以下、ページのリンクです。
実年齢より数十歳若いお年寄り「スーパー高齢者」とは?
現在106歳の現役スプリンターの宮崎秀吉さんは、囲碁や俳句が趣味で、もともとはスポーツと無縁だったと言います。陸上は、92歳になってから始めたそうです。
若い頃、どれだけ体を使っていたのかを知らないですが、新聞で読んだ記事には「スポーツとは無縁だった」と書いてありました。高齢のため、同じクラスの競技人口が少なく、走り切れば優勝となるそうですが、宮崎さんを見ていて高齢になってからスポーツを始めるのが無駄だとは、筆者にはとても思えません。
また、69歳の時に陸上をはじめたという、守田満という90代の女性。こちらは、同世代の選手がいないため、90歳の時には、70代の選手と一緒に走ったそうです。
ごはんをもりもり食べた後に自動車のタイヤを引きずって50メートルをダッシュするという守田さん。それでも「年をとってからの体力低下が著しく、回復はもはや手遅れ。」なのか。筆者はそうは思いません。
確かに、高齢でも現役バリバリな人というのは、若い頃からずっとその趣味や仕事を続けていた人が多いのかもしれません。
しかし、必ずしも若い頃にしていないと不可能ということはないということです。
軽い趣味や習い事なら、無意味という方がおかしいと思います。
紅参は身体を健康にして、脳を活性化させる
このサイトは、名前の通り「高麗人参」の情報がメインのサイトです。
・・・・なのですが、高麗人参の中でも「高麗紅参」と呼ばれる種類(加工方法が一般的な高麗人参と違います)を筆者はおすすめしたいです。
※筆者も飲んでます。
高麗人参と言えば、滋養強壮のイメージが強いですが、古来より不老長寿の薬として珍重されて来ました。
実に様々な効果が期待できるのですが、その中に脳を活性化させるという効果を指摘されています。
サポニンの一種で、高麗人参特有のジンセノサイドという成分が脳の血流を良くしてくれます。さらに、うつ病の人は認知症になりやすいと言われていますが、抗うつ作用もあります。
また、アルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドβの分解を促進する効果も期待されています。
そして、高麗紅参は6年ほどかけて育てた高麗人参の根っこの部分(普通、高麗人参といえば根っこの部分を使っています)を皮ごと蒸して乾燥させたもので、有効成分が凝縮されています。
紅参エキスや紅参茶を飲みながら学習や運動をすると、疲れにくくなり、学習もはかどって、もっと楽しくなるのではないでしょうか?
筆者は年齢的に、生涯学習は手遅れ・暇つぶし組ですが、これからやりたいことも色々あるので紅参茶を飲みながらマイペースにやっていこうかと思います。
しかし、若い人は、今から紅参を飲む習慣をつけていれば、年齢が上がっても手遅れ組にもならないかも知れないと筆者は思います。
スポーツであれば、身体を傷めないように無理はしないでくださいね。
学校の勉強は嫌いだったという人は多いんじゃないかと思います。
生涯学習・趣味は、小学校や中学校とは違いますので、筆者は、自分のペースで楽しんで出来ることを見つけたいです。
もし、やりたくなくなったらやめていいんです!!!
生涯学習も紅参習慣も、予防医学の観点で見た時にも、認知症にならないために無駄ではないはずです。
ライター:田宮悠季