- 高麗人参はちょっぴり高価。
- 栽培方法や加工方法で価格が変動。
高麗人参値段あれこれ(値段の違いは加工法や形)
高価な高麗人参
高麗人参は不老長寿の異名を持つもので、高価・貴重な植物として周知されています。
高価の理由①
高麗人参はウコギ科の多年草でありながら、値段に違いが生じるにはそれなりの理由が挙げられており、価値が決まる基準には、加工法や栽培年数、形などがあります。
高価の理由②
その形は、人参の文字通り、人の形に近い高麗人参が高値で取引されているのが特徴で、特に加工することなく、アルコール漬けなどの生参として利用したい場合には形がものを言うため、高値での提供となります。
サポニンと高麗人参の値段
また、値段のあれこれとして、栽培年数を挙げることができ、1年根から6年根の中でも効能に左右されるニンジンサポニンの含有量が最も増す6年根は値段も高めです。栽培までの期間が長いため、手間が掛かっていることも理由の1つです。
加工方法と高麗人参の値段
さらに、加工方法の違いからも値段に差が生じているのも特徴で、水参・白参・紅参に分類されており、加工技術にこだわる必要のある紅参が最も値段も高め水準です。
例えば、収穫したままの生参を水参と呼び、水分を80%近く蓄えているため、日持ちがしない点や有効成分が凝縮していないため、低価格帯で提供されています。
白参は水参の表皮を剥ぎ、天日干しさせているのが特徴で、皮を剥いだ分だけ早く乾燥でき、含水量は14%以下となり、保存期間も長く、幅広い利用法が提案されています。
紅参は、水参の皮はそのままに、蒸した後に乾燥させており、表皮を剥がさない分、健康に有効な成分となるニンジンサポニンの含有量は最も多く、さらに加工に使用する高麗人参は6年根であるのが一般的です。
高麗人参製品の値段
高麗人参は高品質な素材・こだわりの加工・優れた効能などから見ても、値段には差が生まれることに理解ができ、また、消費者に提案される高麗人参製品によっても値段に違いが見受けられ、産地や配合率なども影響を受けています。
例えば、お茶やサプリメントは健康補助食品に分類されており、継続した摂取が必要なために低価格で展開されています。さらに化粧品にも配合されており、エイジングケア製品では濃縮エキスによる美容クリームなどは数万円からの提供など、効果を実感できる内容で値段には違いが現れています。