- 有効成分サポニンには滋養強壮効果がある。
- 万能薬と呼ばれるほど効果の多い高麗人参。
- 有効成分ジンセノサイドの含有率を確認すべし。
細菌・ウイルスに対する抗菌・殺菌作用
高麗人参の有効成分サポニン
漢方薬品の中でも非常に効果が高いものとして高麗人参があります。一般的に購入するには高価なものとなっていますが、体のあらゆる健康促進効果をサポートしてくれるものとなっているので、現在だけではなく古くから重宝されています。
主に漢方薬として利用されていることが多く、最近では高麗人参の効果効能に注目してそのエキスがサプリメントや健康茶などの中に含まれています。なぜこのように注目されているのかというと、それは高麗人参の中に「サポニン」という成分が含まれているからです。
サポニンとは
サポニンにはさまざまな効果がありますが、血行促進作用や抗酸化作用などの機能があり、有用性が高いと言うことで注目されています。高麗人参は加工法や産地や栽培方法によって種類が異なりますが、最大で約30種類程度も栽培されているというので驚きです。したがって病気の改善効果や美容関連商品への応用として使われています。
高麗人参には「ジンセノサイド」というサポニンの中でも特殊な成分が含まれています。これは他の植物には含まれていない種類のものもあり、含有量も他の植物と比べて非常に多く、数千年前から存在していたと言うこともわかっています。
実際どう凄いのか
実際に期待されている効果の中に、抗菌・殺菌作用があります。この働きによって風邪やインフルエンザなど細菌・ウイルスに負けない免疫力を作ることができます。
免疫は細菌・ウイルスに対しての働き以外にもがんなどの悪い物質に反応するために大切な機能となっています。
人間には自然治癒力がありますが、これにも大きく関係しています。体調を崩したりけがをした際、治療の速度を速めてくれるという効果があります。このほかに糖質や脂質の代謝を促進してくれたりと、全体的な代謝を促進する効果もあります。
他にも、サポニンはダイエットのサポートをしてくれる効果が期待されています。漢方薬としては古くから利用されてきた高麗人参ですが、現在はサプリメントや健康茶として摂取するのが一般的となっています。
