- 高麗人参の主な産地は北朝鮮。
- 高麗人参はすこしお財布に厳しい?
高麗人参の産地について
高麗人参の産地
高麗人参生産・産地については、中国や朝鮮半島、日本となるのですが、その中でも朝鮮半島は特に有名です。
そして、朝鮮半島の中でも、高麗人参の特産地となる場所が、開城市(けそんし)となります。
開城市は、高麗王国の王都が存在していた都市であり、北朝鮮の南部に位置する市となります。世界的にも、開城市の高麗人参は、高い評価を受けており、高額で取引されています。
開城市のほかの朝鮮半島の特産地については、忠清南道錦山郡や仁川広域市江華郡、韓国の豊城などが挙げられるのですが、同じ朝鮮半島であっても、各地ごとに形はもちろん、成分に至るまで違いがあります。
ちなみに、開城市の高麗人参は、胴が短くて足が太い女性の姿のような形をしており、北朝鮮のおもな輸出収入源のひとつとなっています。
高麗人参の希少価値
高麗人参は、別名「朝鮮人参」と呼ばれるように、朝鮮で初めて栽培に成功しました。
現在でも、朝鮮や中国には、天然モノの高麗人参も存在しており、非常に高額で取引されています。厳しい自然の中で育つために採取が難しく、簡単には入手することができないため、希少価値は高くなります。
栄養面からみても天然モノに勝るものはないのですが、数が少ないために、入手は非常に困難です。
高麗人参を栽培するためには、4年~6年という年数がかかります。栽培できるといっても、適した気候条件などがありますので、高麗人参生産・産地は限られてきます。天然モノよりは安価に入手することはできるのですが、それでもやはり、栽培にも時間と手間がかかるので、それほど安くは販売されていないのが現状です。
高麗人参を使用した商品は、数多く販売されていますが、高麗人参の配合量によって、価格はまったく異なります。高麗人参が成分の一部に使用されてる場合には、リーズナブルな価格で販売されています。サプリメントの場合には、高麗人参だけが使用されているモノであれば、1か月で1万円以上するサプリメントも稀ではありません。