- 万能薬高麗人参には認知症にも効果がある。
- 骨粗しょう症等にも効果があり、お年寄りにもお勧めできる。
お年寄りにも高麗人参
医療技術の発達により、さまざまな病気の治療ができるようになっていますが、そのなかでまだまだ解明が進んでいない病気もたくさんあります。
長生きをすることができるようになれば、新しい病気も発見されるようになっていますが、年齢を重ねるにつれて問題となっているのが認知症となります。これは脳の病気であるため、現在の医学では完全に治療をすることが難しくなっています。
しかしある程度の治療効果が見られるような薬の研究・開発が進められています。古くから漢方といわれるような薬や薬草がそれにあたります。
そのなかで多くの人に重宝されてきたのが高麗人参になります。とくに中国を中心に1000年前から使われるようになっていますが、万病に効果があるということで一部では「万能薬」とまで呼ばれ、重宝されてきました。
現在でもその傾向は変わらず、高値で販売されています。この高麗人参にはあらゆる病気の改善に効果があるとわかっていますが、そのなかで認知症に効果があるということも発見されています。したがってお年寄りにも高麗人参を薦めている人が多くなっています。
お年寄りにも高麗人参
なぜ認知症に対して一定の効果があるのかというと、それは高麗人参に含まれている成分が関係しています。その成分がアミロイドです。この成分が認知症に対して有用性を期待されています。このほかにはジンセノサイドという成分がたくさん含まれていますが、この成分には脳血管性認知症に効果があることがわかっています。
高麗人参を摂取しているだけでは完全に抑えることはできませんが、認知症の予防や改善の目的として、お年寄りにも高麗人参を薦めているところが多くなっています。また年齢を重ねることによってカルシウム不足や慢性的な運動不足の影響で骨粗鬆症を発症する人がいますが、この骨粗鬆症にも高麗人参が有効となっています。
高麗人参を選ぶときには、栽培環境や栽培年数、加工法などをしっかりと確認しましょう。これらが長ければそれだけ優良な商品と判断できます。栽培年数に関しては6年目の通称「6年根」と呼ばれているものが最も多くの有用成分を含んでいるとされています。