- 高麗人参にはサポニンが多く含有。
- サポニンには結構の促進の作用。
- 高麗人参の中でお勧めは紅参!
高麗人参の選び方
高麗人参とサポニン
高麗人参の選び方で重要なポイントは、サポニンの含有量となります。
そもそもサポニンは、高麗人参の健康面や美容面など、さまざまな効果・効能のカギとなる成分であり、代表的な栄養素となります。ゆえに、サポニンの含有量が、重要な選び方のポイントとなります。
サポニンは、高麗人参を植えた時点から、徐々に含有量が増えていきます。
そして、栽培6年目に最大量となることから、その頃に収穫した高麗人参の価値が高く、「六年根」と呼ばれて重宝されています。また、含有量は、個体ごとに異なるという特徴があります。
高麗人参の中でも、「紅参」という加工法がなされたものは、サポニンの含有量が多くなります。
サポニンの効用
サポニンには、血管を拡張させる作用があり、身体の中の血行を促進させることができます。結果、酸素と栄養素が、身体のすみずみまで行き渡るようになり、美容やアンチエイジング、病気の予防や改善に有益な作用を及ぼします。
疲労を回復させて、元気でイキイキとした毎日を過ごすことができます。
さらに、サポニンには、自律神経のバランスを整えて、ストレスを軽減させる作用もあります。自律神経失調症や更年期障害を、解消させることができますので、更年期の症状などで悩みのある方には、積極的に摂取されることをおすすめしたい成分です。
サポニンを多く含む高麗人参は、うつ病の予防と改善にも、効果を期待することができます。
紅参のサポニン
お勧めは紅参
サポニンの含有量を見極めるポイントは、原材料の種類となります。
加工法と栽培年数をチェックするようにしましょう。
高麗人参の種類は、水参、白参、紅参の3つに大別されるのですが、圧倒的にサポニンの含有量が多いのは、紅参となります。
また、栽培年数に関しては六年根がもっとも含有量が多くなりますので、高麗人参を選ぶ際には、六年根の紅参を選ぶことをおすすめします。
ちなみに、紅参とは、皮をつけたまま加工する手法となります。ゆえに、有効成分の濃度が高くなります。
使用目的に合わせて
高麗人参の種類
高麗人参は使用目的に合わせ加工方法を変える事で、色や効能も変化します。
『水参』『白参』『紅参』の3種類は一つ一つ違う働きを持っているといわれており、使用方法も様々です。使用する人に合わせて選択し、摂取すると良いとされています。また、加工法が異なることで、含まれる成分含有量にも大きな違いが出てきます。
選択する際は、なぜ、使用するのかという目的を明確にしておくと比較的スムーズに選択できるのではないでしょうか。
『水参』・・・
土から掘ったままの原型の人参です。
人参固有の成分が丸ごと含まれており、生で食します。
高麗人参の有用成分は100%のままのピュアな高麗人参です。
効能は一番高いと言われますが、そのままの高麗人参は、独特な苦味など あってとても食べられたものではないです。
代表的な韓国料理である「参鶏湯(サムゲタン)」など、各種料理の食材としても使われます。
また、すべての加工品の原料となります。
『白参』・・・
生の人参の皮を軽く剥いてそのまま日光に乾かしたものになります。
原型そのままで、水分の含量を14%以下に抑えるように加工した人参です。
皮を剥くぶん有効成分は減少しますが、長期保管が可能で、主に薬材やお茶の材料に使用されています。
『紅参』・・・
一番高価なのは紅参です。6年にわたって栽培してきた「6年根」を薄皮ごと水蒸気で蒸した後に乾燥させた淡い赤褐色の製品で長期保管が可能になります。
最も効能が高く人参に過敏反応を示す特異体質の人でも、紅参ならば服用しても問題がなく、 特にエイズやダイオキシンなどの新種の疾病や毒性物質に対する対応能力に優れているとされています。
エキス、粉末、カプセル、 茶など多様な形で長期間服用すると効果があります。